こんにちは、葛飾金町「おがわ整骨院」院長の小川です。
今回は、膝の痛みのお悩みの中でも、最も多い変形性膝関節症についてなぜ変形してしまうのかをお話しします。
全身の関節は加齢とともに徐々に変形を起こすと言われ、中でも変形性膝関節症はよく聞かれる病名です。
膝の痛みで整形外科にかかりレントゲンを撮ったのち「関節が変形して軟骨もスリ減ってきていますね」と診断された方もいらっしゃると思います。
しかし、本当に関節の変形は加齢だけが原因なのでしょうか?
骨の構造について
「骨は何でできていますか?」と、質問すると多くの方は「カルシウム」と、答えられます。
しかし、骨はコラーゲンというタンパク質でできた網のようなもので形作られ、カルシウムがその網の目を埋めるという構造をしています。
そして、このコラーゲンは熱で変質・変形してしまうという特徴を持っています。
また、本来、関節内は関節液という潤滑液で満たされています。
更にそこに荷重がかかることによって滑らかに動くようになっています。(アイススケートで体重をかけると良く滑りますよね。)
反対に骨格のアンバランスや間違った身体の使い方により、関節に正しく体重がかからなくなると関節の滑りは悪くなって摩擦が起こり摩擦熱が発生します。
摩擦熱が長期間に渡り過剰に関節内に蓄積すると、骨のコラーゲンは熱で溶けたアメのように柔らかくなり、関節は徐々に変形していきます。
また、血行を良くするという目的で痛む関節に外側から熱を加えることは長期的には関節の変形を助長してしまう可能性があります。
では、どうしたら良いのでしょうか!!
関節内に溜まった過剰な熱を取り除くための冷却!!
全身の骨格調整と日常生活の改善!!
体に正しく体重がかけられるようになれば関節の動きは滑らかになり変形も改善する方向に体が変化しはじめます。
変形性膝関節症でお悩みの方!!
辛さの改善ができる施術院探しでお悩みなら、是非ご連絡ください。
お電話ありがとうございます、
おがわ整骨院でございます。